!美肌の習わし

エイジングケアで取り入れたい!浸透型のピーリングとは

エイジングケア
皮膚に薬剤などをぬり、表面にある古い角質を取り除くケアのことを一般にピーリングといいます。余分な角質を剥離することにより肌のターンオーバーを促す方法です。にきびの改善やシミや小じわの予防などにも効果が見込める美容方法のひとつで、剥離型ピーリングとも呼ばれることもあります。ピーリングの進化系ともいえるのが、浸透型ピーリングです。剥離型ピーリングとの違いは、薬剤で角質を剥離するのではなく、薬剤を浸透させることによって真皮深層を活性化させている点です。角質層を強制的に剥離する方法ではないため、浸透型ピーリングでは、表皮を傷つけることなく真皮には刺激を与えることができます。そのため剥離型ピーリングで効果が見込めるシミや小じわの予防などに加えて、たるみや美白への効果も浸透型ピーリングなら期待ができます。また、ダウンタイムはほとんどないこともポイントです。剥離型ピーリングといえば角質のケアがメインでしたが、浸透型ピーリングの誕生により、ピーリングはエイジングケアの一つとなりました。

ピーリング
浸透型ピーリングには、様々なメニューがあります。ハリの復活やくすみの改善、美白などに期待ができるのはマッサージピールです。マッサージをしながら成分を真皮まで浸透させるイタリア発のマッサージピールは、効果が期待できるうえ、安全面では心配が少ないのもポイントです。色素沈着や肝斑の改善などの効果が期待できるのはリバースピールです。レーザー治療などができない肝斑でも、リバースピールなら3つの薬剤を使うことで段階的に働きかけることができます。そして、顔の悩みだけではなく、体の黒ずみなどにも働きかけてくれるのはミラノリピールです。主成分はマッサージピールと同じですが、濃度はミラノリピールのほうが高く、その他に5種類の酸も配合されています。マッサージピールをはじめ、アンチエイジングに取り入れたい浸透型ピーリングは施術中に痛みがでることもあります。内容やリスクなどをしっかりと理解したうえで、施術をうけるのが大切です。